2009年 バングラデシュの首都ダッカ市で、5人の情熱的な創業メンバーにより、ゴールデンフロッグ社は始まりました。
目標は、バングラデシュで一番の皮革製造メーカーになることでした。
創業メンバーであるファウンダーのモスタケ サム ビラ(ヒメル)は、ダッカ大学大学院レザー工学を専攻し、レザーを取り扱うスペシャリストとして、知識と経歴を武器に、技術革新に専念する道を歩みはじめました。
そして同年、マザーハウス社と出会います。
今では有名なマザーハウス社ではありますが、当時は安定して製品を製造する工場を探すことに、大変な苦労をされていました。
そんな中、弊社ファウンダーと縁がつながり、サポート役を担うことになりました。
このパートナーシップは、自社工場を立ち上げるまで続き、現在にいたるまで友好な関係を維持しています。
マザーハウス社のサポート役を担う中で、日本標準の品質を学んだ経験が、妥協のない品質への取り組みの基礎を築き、今や世界中に製品をお届けするまでに成長することができました。
現在は、イタリア向けの製品をはじめ、スペイン、中東、北米、ポーランド他東欧諸国からのOEMを受け、各国へ納品しています。また、OEM製造の窓口としてのみならず、製品アフターサポート、メンテナンスソルーション全般に業務を拡大しています。
2023年2月、日本の取引先様へ高品質な製品を安定して提供するというビジョンを掲げ、Eコーポレーション株式会社を設立しました。
故松下幸之助氏パナソニック起業の地、ランドセル製造の聖地でもある大阪今里を本社所在地として、事業を開始しています。
代表のマヒ イスラムは、ゴールデンフロッグ社取締役でもあり、ファウンダーと同じダッカ大学大学院皮革工学博士号を取得したレザースペシャリストです。特に植物なめしに関しての卒業論文を提出するほど、昨今話題にのぼる自然との共生という観点からも高い意識をもっています。
新たに姫路に事務所を開き、日本の皮革産業と協働しながら、日本の価値を学び、より高い品質基準を追求することを目指し、これまで以上に新たな価値を取引先様やお客様に届けてまいります。